予防のための自費の技と材料

予防は、本来保険がききません。たまにチェックということであればいいですが、定期的に保険の掃除を繰り返すと、歯科医院が厚生労働省から指導を受けることになりかねません、予防は本来自費と思っていてください。

 

3DSについて

 

ドラッグ、デリバリー、システム、というもので、クロルヘキシジンのジェルをつかったり、イソジンのジェルを使い、その後
フッ素ジェルを適応することで、口腔内の細菌叢のチェンジをはかるもので、一回行うと、3ヶ月弱のの効果が認められて
います。
ただし、保険の適応はありませんし、クロルヘキシジンは、口腔粘膜の過敏症の為、ショックを起こした症例が、日本で過去にあったため、アレルギーテストが必要になります。

 

また、効果判定のため、術前、術後の唾液検査で、細菌叢の変化を判定する必要が、あります。
材料、器材、薬剤すべてありますが、混合診療のからみもあって、現在実施を見合わせております。

 

全国的にも、あまり聞かなくなりました。

 

PMTCついて

 

器械を使用して、歯の表面を、ツルツルにしてプラークをつきにくくする処置。
処置をうけると、お口の中が、さっぱりして、爽快感が抜群です。磨きがへただと、2〜3日で爽快感が消えているのがわかります。一定の条件を満たせば保険でも可能です。

 

自費で、きっちり行うととっても気持ちいいです

 

抗真菌剤

 

アモステリシンBのシロップの液剤を、使用して、1日三回 5から10歯を磨くことにより、歯周病の改善をめざします。位相差顕微鏡で、細菌を観察して、変化を記録します。
 社会保険事務局の通達により、平成16年3月より、保険との併用は一切禁止となりました。
効果は、かなりありますが、使用にさいして、かなりきつい制約がつきました。

 

 現在は、抗菌作用のある歯磨き剤をつかっていただいています。

 

効果はシロップの7割程度でしょうか

 

フッ素塗布

 

虫歯の予防には、必須の薬剤です。当院では、トレー法にて、上下5分行います。その後、30分飲食を避けていただきます。最近は、フッ素にとても美味しいものができ、不快感もかなり減少しました。虫歯予防効果ははっきりしています。酸性のものから中性のものへ変更しましたので、さらに安全です。

 

 

レーザー

歯肉にレーザーを照射することで、歯肉の活性化を図ります。
レーザー照射と、フッ素を併用することで、歯面の耐酸性の向上を図り、虫歯予防に役立てます。

 

これで大丈夫という先生がみえますが、歯と歯の間には照射できないので、これだけでは不十分です。

 

 

漢方薬

 

磨いても歯肉の色や、ブヨブヨ感が、消えない時に、歯肉のバランス改善のために、体質あわせて
投薬します。抗生物質より副作用は少ないので、適応さえ間違わなければ、安全です。
しかし、これも歯科の保険適応がないので、使用がためらわれます。

 

以前は、ガンガン処方していましたが、保険請求ができなくなり、また混合診療との指摘をうけ処方をやめました。

 

しかし、お口の中の状態を整えることで、全身的にも状態を整えることができ、気に入っていたんですが、、

 

アロマオイル

 

ティートリーや、その他の抗菌作用のあるアロマオイルで、歯肉のマッサージをおこなうことで、歯肉状態のバランスの改善を図ります。

 

慣れてくると自分でマッサージした後が、とても心地よいです。

 

 

ガム

 

馬鹿にしたもんじゃないですよ、最近発売になったやつは、食後すぐに噛むと、唾液のPHが7になり、唾液中のカルシウム/リンの比率も急上昇、最石灰化もバッチリです。私は毎日かんでます。

 

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